妻の同窓会8

  シャンプーの良い香りが妻からしてくる。
 ガウンを羽織った妻の肩を抱き寄せながら部屋に帰る途中に聞いてみた。

 「しかし 何故この会の奥さんたちは上手く旦那さんに 
 気づかれないんだい。 もしかして僕だけか?」
 
 廊下には同じようなガウンをはおったカップルが歩いている。
 「よう 恵理ちゃん。」
 「今日もよかったよ、恵理さん。」
 「恵理さん こんにちは〜。」

 そのつど何度も挨拶をかわす、そして私が本当の夫であると
 わかると 男性の場合、お世話になりましたとの過去形が多く
 女性の場合は今後ともよろしくと言った未来形の言葉が
 多かった。  
 
 話が挨拶のたびに途切れるのが ちょっと癪であったが
 挨拶を交わすたびに 悪い人たちでは無いと言うことは肌で感じるし
 目を見てもそれはわかったが どうしても男の場合、その持ち物に目が行ってしまう。

  歩いていくと 何箇所か人が列を作った部屋があった。
 部屋の前に知っている名前が書かれてある、嘘だろうと思われるような
 名前を見つけた、だが これまでのことを思うとたぶん本物が中にいるんだろう。
 部屋の名前を指差し、妻に聞いてみた。

 「あの子はつい最近高校を卒業だろ。」
 「あら 詳しいのね。 そうね、でも強制の子はいないはずよ。 
 結構、芸の幅を磨きたい理由でここに入会している芸能人って多いのよ。」
 「うーん そうはいってもなぁ。」
 ちょうど部屋のドアが開くと男たちがすっきりとした顔で3人出てくると
 入れ替わりに並んでいた3人が入っていく、まだ男たちは8人ほどならんでいる。
 
 「あら ならびたいなら並べば。」
 思わず考え込みたくなるが、結婚の儀式のあとには離れなければ
 ならないだろうと思うと妻と離れたく無かった。
 
 「芸能人は女性だけじゃないわよ、男性も結構いるし。」
 「男性も。」
 「ええ 若い子は結構初めての経験を此処でする子 多いのよ。
 もちろん 個別の時だけどね。」
 「え、まさか 君も相手をしたことあるの?。」
 「指名されちゃったのよ、ごめんね。
 始めての指名って、優先権が結構強いの。」
 妻の口から驚く名前が飛び出した。 
 「始めての指名か、しかし凄い組織だね。」  
   
 「そうね。
 話にもどるけど さっきの質問もこんな組織だからこそ
 旦那さんには気づかれずにやっていけるの。
 入会手続きと新入教育の行程を踏んでいればわかったのよ。」
 
 「段階を飛ばしてるからか。 
 君たちが どうやって入会したかが知りたいな。」
 会った男達との話も聞きたかったが話を進めたかった。

 「そうね、話さないとね。 あとあなた教育課程はかならずあるわよ。」 

 「教育?へぇー それって近日中かな?。」
 
 「そうね、初期の物は2週間以内だと考えていたほうがいいわね。」

 「初期ということは 段階的にあるんだ。 刺激的だった?。」

 「凄く 刺激的だったわよ。 それより あなたさっき挨拶のとき
 目線が下半身ばかり見てたでしょ。」
 「ああ 君の中に入ったものだと思うとなんともいえない気持ち
 だったよ。」
  
 大広間に通りかかると 中では あらゆるカップルが抱き合っていた。
 大広間を通り過ぎた時 妻はドアの前で立ち止まると。 
 「ここに入って話すわ。 」 
 と部屋に入るよう私に言いながら妻は入っていく。

 ドアには従業員専用のプレートがある。
 「個室の方が いいわね。」

 部屋を抜けると いくつものドアがあり
 そのなかで選んだドアの中に入ると驚く光景を目にした。

 その部屋は入ると正面がガラスになっていて 大広間で
 繰り広げられている姿が見える。
 右側の方では女性をこちら側に向けて挿入していて明らかに
 こちら側を意識して行為を行っている。
 その周りには他に3人男性が順番待ちをしているように立って
 いた。
 
 「向こうからは私たちは見えないわ。マジックミラーだから。」
 
 「これって 向こう側はどうなってるんだい。」
 「骨董の展示品が飾られているわ。」
 「あ、この横にある。」
 「ええ、でも向こうから見ると正面に見えるのよ。」
 「なるほどなぁ。」
 「あなたみたいに 奥さんやパートナーをこうして
 隠れて見たい人のためにね。
  どう 今からあの中へ私一人で行ってもいいけど?」
 
 「おいおい 今はもういいよ。 それより話が聞きたいな。」
 「今はか。」
 「そう 今はね。」
 官能的な笑みを作りながら言う妻が魅力的に見えた。
 思えばこんな感じは子供が生まれてからは 久しく感じていなかった。


 右側の女性は 入れ替わり待っていた男性にすぐに同じような体勢で
 挿入されている。
 出し終わった男性のものを丁寧に口で処理をしている光景は
 朝 池の芝生で妻を見た姿に似ていた。
 
 「多分 右側の部屋には彼女の知り合いがいるのね。
 旦那さんかパートナーでしょうね。」
 
 先ほど妻に行かせてたらと思うと、これからの楽しみが
 いろいろ思い浮かんでくる。 
  
 私と妻は広間に向けてある長椅子に腰掛け 妻は自分たちの
 入会したきっかけを話し出した。

  妻の話では。

  新入会員の対象となった人物もしくはグループは、会員から 
 このような会があるんだけど 会員になってみないかとまず勧誘されるの。
  始めに聞いた会の内容は、
 旦那さん もしくは奥さんにもばれずに自分の好きなパートナーを選び 
 フリーにセックスライフを自宅近くでも送れ なおかつ
 年金のように毎月自らの口座に有る程度のお金が支給されるという
 とても信じられない嘘のような話だったわ。

 前にも言ったけど 私たちの場合それが女将さんからだったの。
 私たちは もちろん そんな話は始め まったく信じられず
 冗談半分で女将さんの話を聞いてたわ。

  ただ 旅館の女将さんが真顔で言っている事が話を最後まで
 聞くことになちゃったのよね。 

  年金は 今の年金制度の逆バージョンで 
  60歳以上の年齢になった方や この会を通じ賛同された方たちが
 会の運営費を捻出するの。 
 そしてそれは、強制的では無いと言うのも 信じられなかったわ。

  「男性ももらえるのかい。」
  「男性は女性の半額程度よ、でも会に貢献したりすると
  その分加算されるみたい。」

  「へぇ〜。で 君、そのお金って 今どのくらい貯まったんだい。」
  「そうねぇ 家の頭金くらいには なったかしら。」
  「家の頭金って 数千万円かい?」
  「そうね。だって使い道無いし 下手に使わないようにも言われてるしね。」
  
  妻たちは次の女将さんの話を聞いてさらに驚いたそうである。
  「いいわ 今からある夫婦の現場を見せてあげる。ついてきて。」
  
  ほろ酔いかげんと好奇心から 私たちは承諾したわ。
  そしてここの部屋に通されたの。 
  夕食時の時間 大広間で楽しく食事する家族連れや 色々な人たちの
  普通の食事姿だったわ。
   旅館にこんな部屋があるのも不思議だったけど
  「この中に会員がいるのよ。」
   と女将さんが私たちに告げた時には 驚いたわ。

   この女将さん 頭大丈夫なのかしら
   って当然思ったわよ。 
  信じられなかった 何処を見ても普通の人たちばかりなんだもん。

  そしてマジックミラー越しに 大広間にいる会員を紹介されたの。
  女将さんが指をさしながら
  「一番左側の前から3番目の家族 奥さん髪を束ねた人。そうクリーム色着た。
  あの人ここの会員よ。
  それから奥さんの会員は〜 2番目の列 前から2番目 同じ列の5番目
  3列目の一番手前はカップルで会員 4列目の3番目も。」

  驚いたわ言われた人数は 大広間だけで 会員は20名を超えていたの。

 そして 今から始めに言った家族の奥さんと
 3列目のカップルの女の子をここに呼ぶわね と言って
 女将さんはそこにある端末を操作したの。
 
 「両方とも旦那さん 彼氏には入会していることは 内緒の人たちよ。」
 女将さんは笑いながら言ったわ。

 私たちは観察したわよ。
 髪を束ねた主婦は30代の中ごろで 色白。スタイルが良くボディーラインが
 豊かな人だったわ。
 でも身なりも普通だし とても 他の誰かと今から行為をするなんて人とは
 思えなかった。 

 しばらくすると 彼女達は家族や相手の男性に何かしら言うと席を立ったの。
 タイミングは同じだったわ。 
 そして5分ほどすると部屋のドアがノックされ 彼女たちが入ってきたの。
 一人ではなかったわ、2人とも男性を伴っていたの。

  「あら、女将さんでしたの どうも。」って2人は言うと
  私たちを一瞥するだけで 気にもせづにズボンを下げ脱ぎだしたの。
  裸になると、マジックミラー近くにある手すりを掴んで
  男性を受け入れるポーズをとったわ。
 
 「とつぜん お呼びしちゃってごめんね。」
 「おふ、いいの。 かえって嬉しいわ、選べるんだもん。」
 「ほ〜んと まよっちゃった。 それにしたかったの、あ〜早く。」
 
 「こちら 入会予定の方たちよ 気にしないで。」
 女将さんが気遣うこともなく 
 彼女達は 大広間にいる自分の家族 彼氏を見ながら  男性を受け入れたわ。
  
 「まぁ 二人とも準備万端だったようね。 こちらのモニターも ごらんになって。」
 女将さんがそういうと 
 画面には 
 彼女たちのプロフィールが動画で映し出されたの。
 家での様子や会社での様子よ、とても作り物には見えなかった。
 映像を見ても普通の主婦と OLの人たちだったの。

  それでも私たちは、まだ信用しなかったわ。
 でも、初めて目の前で見る他人の行為や 二人の女性が大広間にいる
 相手の男性の名前を言いながら 男たちに犯されている姿が
 強烈すぎて、頭で考えてはいけないと思っても、私が彼女たちだったら
 って考えると なんとも言えない心境になったのは確かよ。
 あそこが湿ってくるのを感じたの。
 後から聞いたら 私だけじゃなかったわ。
 
 「そりゃそうだろな。」
 今 目の前で繰り広げられている 光景を見ても 僕自身興奮する。
 
 「で、入会したのかい。」
 「いいえ お断りしたのよ。」
 「そう。」
 「そう だってグルになってるとしか思えないでしょ。」
 
 「ま そうだよな。」
 「でも 女将さんは諦めなかったの。 私たちの気持ちになれば
 もっともな事だって。 そして 家に帰った時に 3人集まって
 時間を作って欲しいって もっと会の事を知って欲しいって懇願されたの。」
 
 「私たちは見るだけならって承諾したわ そして書類を渡されたの。」
 
  女将さんから受け取った書類は会のパンフレットと 会の具体的な内容
 そして 3人が集まった時に 連絡をする10名の会員名簿が書かれた書類。
 そしてもう一つは 指定病院で血液検査を受診する旨の書類よ。

  書類には血液検査後、自由な日に書類に書かれた人たちにアポを取り 
 今日と同じような光景を見て判断して下さいって書いてあったわ。
 それは女性 男性関係なく受け入れてくれるとの事で 
 もちろん 事に及んでも構わないとの事が書かれてあったの。

  彼女たちが行為を終えて 帰ってからも 見た光景は衝撃的だったわ。
 彼女たちは 事を終えると何も無かったように 帰って談笑してたの。

 そして 彼女たちの相手をした男性2人は家族連れの女性の横に座ったのよ。
 ご主人の横に座った男性が彼女の相手だったわ。
 彼女は最後 2人の男の人の物を丁寧にしゃぶって綺麗にして飲み込んでた、
 まさか自分の妻が今そんな事をしてきて その相手が横にいるなんて
 旦那さんは知るはずも無く食事をしてたの。

 「そうかぁ、でも一つ気にかかるのが 女将さんは君たちが
 訴えるとか考えなかったのかなぁ。」
 「ふ、そうよね。 まぁ今だから言えるけど
 女将さんが私たちをターゲットにしたのは随分前からで
 調査も私の身内から もちろん あなたの身内までいろんな角度から
 調査されていたみたい。 あなたがすんなり入会出来たのも
 そういうこと。」

 「そうかぁ なるほどなぁ。」 
   

  衝撃が家に帰ってからもしばらく続いたわ
 かおりから連絡があったのは帰ってきた次の週だった。
 私たちは相談したの。
 
 そしてまた 見るだけならということで意見が一致して
 書類から 2人の女性と1人の男性を選んだの。
 そして、選んだ人はアポ以外の行動もチェックしたのよ。
 
 「ほんとう まるで 探偵ごっこ。」
 「なるほどなぁ。 自ら確認させるわけだ。 で どうだったの?」

  一人目の女性は私たちの一つ上の年齢で、住んでいる所も 
 うちから2駅離れた主婦の人よ。
 子供はうちと同じ2人で 小学校に通っていたの。
 同じ主婦で子供もいて 私たちと似ているからこの人にしたのよ。
 
  アポを取ると 前日の行動から考えたとおり 子供が学校へ
 通っている時間を指定してきたの。
 そして 待ち合わせた所は ***駅前の***ファミリーレストランの個室。

 私たち3人が始めに集まっていて 後から彼女が来たの。 
 20分程度は自己紹介とかいろんな話をしたわ。
 内容は会の事、子供の事が中心で。
 話し方から受ける印象も 私たちと同じ雰囲気で好感もてる人だったわ。

 旦那さんの事とかを話して居るときに 男性が現れたの。
 男性は外回りの営業中と言ってたわ。
 年齢は40代の中ごろの人で 2人並ぶと
 似合いのカップルだった、身なりも良い人で 喋り方も落着いていて
 指先がとても綺麗でしょって 彼女が言ってたわ。
 
 私たちは当然 移動するのかと思っていたら、別室に誘われたの。
 驚いたわ。
 でもファミレスでしょ、3人とも危険は感じなかったし。

 ついて行くと別室はこの部屋と同じように マジックミラーになっていて
 店内が見渡せたの。 

  そして、彼女たちの行為を3人で囲んで見学したのよ。
  男の人の行為は はじめ受けた印象とは別で荒々しい行為だった。
 それは彼女の方も同じ。
 とても さっきまで落着いて話していた人たちとは
 同一人物に見れないほどだったわ。
  床に落ちていた彼女の下着がすごく濡れているのも印象的だった。
 
 「あとからわかった事だけど そこのファミレスもメンバーの
 持ち物だったのよね。」
 「***駅の::***って、あそこ 何度も行ってるよねぇ。」
 「そう ごめんなさい。写真も映像もあるから隠せないわ。
 私も同じ事しちゃってる。」

 「家族で行った時も?。」
 「そうね、ごめんなさいね。」
 「男に入れられたの?。」
 「ええ、あなたちを見ながらね。 始めは涙が出ちゃったけど。」
 「でも 馴れると癖になっちゃったんだろう。」
 「ええ 凄く感じちゃって。 入れてくる男性もあなたを紹介すると
 凄く興奮してたわ。 それから 子供も大きくなったら
  私みたいに。」

 「私みたいに?、なんだい。」
 「お尻の穴に入れながら よがるんだろうな。って言われたわ。」
 「それは ひどいな。」
 「ええ でもね 一つだけ確かなことは ここの会員の人は
  正式なメンバーに対しては みんな親切よ。
 家族を連れてきた私がいけなかったの。」

 「それって つまり君が望んだ事ってこと。」
 「ええ そういうこと。」
 「君ってそういう人ではなかったろ。
  この会で目覚めちゃったのかい?。」
 「ええ そうねぇ ほんとう麻薬患者みたいね。」  

 「ある意味 セックスって麻薬だからな。
  つい最近でも行為の最中には 麻薬を吸っている時と同じ物質が
  脳で出ているって報告があったし。」 

 「まぁ それってどうやって 測ったのかしら。」
 「ふぅ〜 まったく君ってやつは。」  

 「まぁ なんだ。 今まで見れなくて残念だったというところかな。」
 「ありがとう、あなた。 」

 「2人目は?。」
 「主婦の人よ。
 彼女は子供は無く 待ち合わせ場所は新宿にある 
 マンションの一室だったの。」

 私たち3人は、そんなマンションなんて〜怖いでしょ。
 一人を行かせ 20分置きに連絡が無いときには 知り合いに連絡すると
 いうことで かおりさんが勇気を出して中に入っていったの。
  
 智子と私は近くのファミレスに入り20分置きに、かおりさんから来る
  電話連絡を受けたわ。

 かおりから電話がきたわ。
   相手の男性は50歳くらいで 自営業者と言ってた。
 中は、リビング以外の各5部屋にベッドがあってトイレもバスルームも
 他には誰もいないって。
 ここも メンバーたちが自由に使える場所だって言っていたの。

   リビングは15名くらいが座れる大きなソファーで
 かおりは、そこに座り彼女たちが目の前で行為を行っていると
 リアルに伝えてきたの。

   初めて見るアナルセックスや、最後には飲尿行為なんかもしてるって。
 なにより 驚いたのは 彼女が、本当の旦那さんとは別居していて
 今 その男性と暮らしいるってことと、
 男性の奥さんが彼女の旦那さんと暮らしているということよ。
 
  4度目くらいかな 電話は かおりでは無かったの。
  彼女からだったの。

 「彼女 口説かれちゃって 舐めるだけって条件で今 うちの人に
 舐められてるわ。 携帯で写真送るわね。」
 って言うと 彼女は次々とあられもない画像を送ってきたのよ。
  
  その画像を見る限り、かおりも抵抗しているわけではなかったし。
 かおりとも電話で話させてもらうと 彼女本当に喜んでるのよ。
 上ずった声で、〜気持ちがいいの〜って言うんだもん。  

  「どう? こちらにいらっしゃいよ。」
  って彼女に誘われると智子が あたし行くわって。 
  でも私は待機したの。 怖いでしょ。 
  
  「怖いのは 自分がそうなっちゃうと思ったからかい?。」
  「ええ それも否定出来ないわ。」
  
  「あの かおりが まさかねぇって思ったわ。 そして智子も。」
  「それで。」
  しばらくすると
  「智子も舐められてる 画像が送られてきて びっくり。
  どう?お友達の画像すごいでしょ?って電話が来て。
  あなたもとりあえず来てみたら。って誘われて。
  一人でファミリーレストランで待ってるのもねぇ。って思っちゃうし。」

  「いったんだ。」
  「ええ。」
  「で どうだった。」
  「言われた通り 広いマンションだったわ。 
  そしてリビングで智子が舐められているのを見たの。」

  「智子さんが。」
  「初めてよ、友人が目の前で白髪の混じったさえない男に。
  それも よがり声あげてるの。
  もちろん 今では何の抵抗も無いけど あの時はショックだったわ。」

  「私の横に来た彼女に智子のパンティー見せられて びっくりしたわ。
  ビショビショなんだもん。」

  「かおりさんは?。」
  「そのあと彼女に舐めさせたわ。」
  そして切なそうな目で私を見てたの。」
  「で それから。」
  「それからは〜ねぇ。 あ、なんか期待しているでしょ。
  でも残念だけど 私は何も無かったのよ。」
  「へぇー ほんとうに。」
  「ほんとうよ〜 今更嘘をついたってしょうがないでしょ。
   でもね 本当は〜下着を見られるのが恥ずかしかったの。」

  「濡らしてたんだ。」
  「ええ、恥ずかしいほどよ。」

  「まぁ そりゃそうだね。 で それだけ。」
  「彼女たちの意見をきいたり 質問したりして
  会員になるように懇願されたけど 前向きにって事で。
  結局 最終的には結論がでなかったわ。」

  「へぇー 結構ねばるぇ。」
  「ええ その人たちにも言われたわ。」
    
    「3人目は。」
  「独身のサラリーマンだったわ。待ち合わせは 彼が有休を取ってくれて。
  2人の主婦の家を回ったの。はじめは車に乗って回りましょうか、って
言われたんだけど。
  怖かったから電車にしてもらって。」

  「彼は幾つくらいなの。」
  「確か20代の中ごろだったはずよ。
  前日の行動チェックでも 普通の感じだったわ。」
  でも若くて かっこよかったの。 選ぶ時も3人とも 悩まなかったし。

  「それで。電車で相手の主婦の家に。」
  「そうよ 閑静な住宅の一角にあるすてきな家だったわ
  招いてくれた女性にリビングに通されたの。
  3人でまさかこの人ではないわよねって小声で話してたら 
  その人だったの。
  彼に年齢を聞くと 40代後半って聞いてびっくりしたわ。」

  「へぇー 彼のお母さんに近いんじゃない?。」
  「ええ、私たちも驚いたわよ。
  和服の似合う綺麗な奥様で。 でももっと驚いたのは
  彼女のテクニック、ほんとうに。 
  優しくそれでいて大胆で。
  セックスの世界観が広く感じられて 同じ女として自分自身の
  稚拙さに打ちのめされたわ、 3人ともよ。
  特に後でわかったけどイマラチオ。
  奥さんの顔が蛇のように感じた始めてみたあの行為。
  喉の奥まで彼の物を含んで ゆっくりと愛してるのよ。」

  「凄いね。」

  「ええ 彼の切ない表情が可愛かったなぁ。」
  
「その人も旦那さんには内緒だったの。」
  「いいえ、旦那さんも会員の方、養子の方って仰って
  いたわ。 
  彼と3人でプレイするのが好きっなんですって。 」

  「へぇー なんか共感もてるなぁ。」
  「まぁ 言うようになったわね。」

  「見てみたかったな。 それで 次の主婦は。」
  「次の主婦は50代半ばの人。」
  「へぇー まさに親子の年齢だね。」
  「いえ 彼 母親よりも上だって言ってた。」
  「わざわざ彼は 上の女性を選んでるのかい?。」

  「そうねぇ 選ぶと言うよりも、行為を見てわかったんだけど 
  彼が好きな女性が年齢が上の女性って事だったなのよ。」
  「うーん、違いがいまいち良くわからないけど。
  そうかぁ いろんな人がいるんだね。」

  「ええ、いろいろね。 その方も男性を喜ばせるコツをいろいろ
  知っていて 彼ったら前の家で2回出してるのに3回も
  出したのよ。」
  「ふぅー 彼も凄いけど その女性も凄いね。」
  
  「これからあなたもいろいろ 教育されるんだから
  覚悟しなさいよ。」
  「まぁ なんとかなるだろう〜。」
  「ふ ふ あまいわよ〜。 」
  「おいおい 脅かさないでくれよ。」
  「ふふ 話がそれちゃったけど 最後の奥様の提案で
  彼が私たち3人の 保証人になったの。」 

  「え、じゃ3回出したって。」
  「ごめんなさい。 みんな辛抱できなくなっちゃって。」

  「どうだった、はじめての感想は?。」
  「うーん、そうねぇ 奥様の状況作りが上手かったのも
  あるけど 思ったよりも罪悪感は無かったわ。 ごめんなさいね。」
  「もう 謝らないでくれよ、反って傷つくよ。 
  それよりもその  状況作りって?。」

  「いろいろな話よ、長くなるほど。
  中でも彼が裸になって 奥様が密着しながら男性の
  体の仕組みを説明するところまでになってくると
  もう 喉が渇くほど。
  彼のあそこを奥様がやさしく愛撫しだすと
  もう私たちも 耐えられなくなっていたわ。」

  「あなたも 舐めてみる?。」
  って言われたときには、断るよりむしろ 助けられたような気持ちに
  なっちゃってて。
  彼の物を夢中になって咥えてたの。
  それからは 私 かおり 智子と順番に。
  私が終ってからも かおりが今 私の中で果てたものを 
  愛撫する光景を見たり いくところは 本当に綺麗だった。」

    奥様の言葉の中で印象だったのが
   「性欲は食欲と同じように大切なもの。」
   って仰っていたことかしら。

  「性欲と食欲か ある意味 僕たちは
  性欲を忌み嫌っているけど 同じものって考えると
  ごく自然に感じてくるな。 美味しいものは みんなで分けないと。」
  
  「 嬉しい あなたが あたえるタイプでよかったわ。」

   奥様はこうも仰ってた。
  「今日あなたたちが食べた果実は、見た目も美しいもの
   だったけど美味しさは人それぞれ 味わいも感性も
   これから色々体験して行くでしょうが、 それを受け止めて
   いける心と体作りが大切、相手よりもむしろ自分を
   磨きなさいって。
   そして今以上にあなたたちの旦那さんを労わりなさい。」
   って

  「で 私ってどんな料理かしら。」
 
  「そうだなぁ 今の正直な 気持ちは 
  さしずめ美味しい激辛料理ってことかな?。」

  「まぁ。 それってほめてるの。」
  「ああ もちろん 素直な気持ちだよ。」

  私は 妻の話の中で出てきたファミレスでの行為が
  見たかった。映像データーとして残っているなら
  部屋の隅に置かれたPCで見れるはずだ。

 「恵理。そこのパソコンは使えるのかい。」
  と私が聞くと
  「ええ 使用出来るはずよ。」
  妻は 唇を口に少し含んだ、決心したか あきらめた時に
  妻はこのような 仕草をする。
  
  「暗証番号とか必要かな。」
  「いえ、今日は フリーなはずよ。」

  私はPCの前に座ると稼動させ会員データーを開く。
  妻の名前を検索し 映像リストを開いてみた。
  日付別ではじめ出てきたが かなりの量だ。
  「何が見たいの。」
  妻の体温を背中で感じる、私の鼓動は高鳴っていた。


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